焚き火をするときに必要不可欠なものに、焚き火台があります。
近年では、焚き火のマナー、ルールが厳しくなり、直火をすることは困難になっています。
そんな時に焚き火をするには、焚き火台が必要です。
しかし、焚き火台には、サイズや形、得意としている分野などの違いがあり、どれがいいのかが分からないかもしれません。
そこで、今回は、この焚き火台を、シチュエーション別で選び方を紹介していきます。
また、焚き火あるあるや、御法度のことも紹介しますので、ぜひ、最後までよろしくお願いいたします。
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著者:eikun
目次
焚き火台の基礎知識
焚き火台は、その名の通り、焚き火をするための台です。
焚き火は、火を使うため、直火では、キャンプ場などのフィールドの枯草に燃え移るなどして火災を起こす可能性があります。
この危険性を減らすために焚き火台はできました。
焚き火台には、近年のキャンプブームに乗り、サイズや形の違う様々な種類が各メーカーから出ています。
焚き火台の選び方
焚き火台を選ぶ際には、様々な要素を考慮する必要があります。
それは、材質、大きさ、安全性、価格です。
材質の違い
材質には、スチールやアルミニウムが使われます。
スチールは耐久性に優れますが、重い傾向があります。
一方、アルミニウムは軽くて扱いやすいですが、耐久性に欠ける場合があります。
また、ステンレス製の焚き火台は、耐久性が高く、重さも比較的軽いため、人気があります。
大きさの違い
焚き火台の大きさは、使用する人数や理想の炎の大きさによって変えるとよいです。
焚き火台の大きさの種類は、1人用の小さな焚き火台から、2~5人程度用のファミリー用焚き火台、大人数の焚き火台などがあります。
では、以下に使用人数に分けて焚き火台の種類を紹介します。
1人用焚き火台
1人用焚き火台は、ソロキャンプや、火力をあまり必要としない焚き火の時によく使います。
1人用焚き火台は、コンパクトで、軽いのが特徴です。
小さいので、あまり、一度に薪を入れることはできませんが、薪をくべる楽しさも味わえる焚き火台です。
ただし、一人用焚き火台は、小さく、軽いがゆえに温度の変化などによる変形が起こりやすいです。
また、素材が薄いため、炭などの、高温になる燃料を燃やすことには不向きです。
そのため、1人用焚き火台は、黙々と薪をくべて、焚き火を楽しんだり、置き火にして料理をしたりすることが好きな方にお勧めのタイプです!
▲eikunの一人用焚き火台
ファミリー用焚き火台
1人用焚き火台よりも少し大きめの焚き火台です。
ファミリー用焚き火台は、2人から5人程度の人数に適しています。
大きさが1人用焚き火台より何倍も大きく、重みが増します。
大人数用焚き火台
大人数になってくると、焚き火をするというより、バーベキューなどのいっぱい焼いていっぱい食べるスタイルが多いです。
大人数用の焚き火台は、長めの足がついていて立ったままできるタイプがおすすめです。
価格の違い
焚き火台の価格は、材質や大きさ、機能性などによって大きく異なります。
高級な焚き火台は、耐久性や機能性が優れている場合がありますが、初心者には手頃な価格の焚き火台を選ぶのも良いでしょう。
焚き火台と一緒に買うもの
自分の好みやシチュエーションに合った焚き火台が見つかったとしても、焚き火台だけで焚き火をするのは不便であり、危険です。
焚き火をする際に必要となる焚き火台以外の道具は、皮手袋、火ばさみ、火吹き棒、焚き火シート、ナイフなどの刃物、焚き火台の収納袋などが挙げられます。
では、それぞれを紹介します。
皮手袋
焚き火では火を用いるため、焚き火台や、薪などが熱くなり、直接触れるとやけどなどを起こす危険があります。
そのため、焚き火をするときには、熱を伝えづらい皮手袋をつけて作業をすることをお勧めします。
皮手袋は、キャンプショップやネットショッピングなどで比較的簡単に購入できるものなので、デザインや材質、見た目などで気に入ったものを愛用しましょう!
火ばさみ
火ばさみは、燃えて熱くなっている薪を移動させるために使います。
火ばさみは、ステンレスやスチール製のものがあります。
100円ショップで買えるものから、ちょっと高めのおしゃれなトングもあります。
皆さんの好みに合わせて選びましょう(^_-)-☆
火吹き棒
火吹き棒は、筒状の棒のもので、焚き火に向けて息を吹き込むと、酸素の量が増えて、火の勢いを増すことができる道具です。
100円ショップにも売っていて、手軽に購入できます。
持ち手に木を使ったものや、すべて金属製のものもあります。
気に入ったものを手にしてみてください!
焚き火シート
焚き火をする際にぜひ敷いてほしいのが焚き火シートです。
焚き火シートとは、焚き火の熱を地面に伝えないようにするシートです。
焚き火の熱が地面に伝わってはいけない理由は、地面の芝が熱で枯れて死んでしまうことを防ぐためです。
焚き火シートは、あくまで焚き火台からの熱を防ぐもので、焚き火シート越しなら直火はOKというわけではありません。
この点を誤解しないようによろしくお願いいたします('◇')ゞ
焚き火シートは、ネットショッピングでも買えるものです。
色などがメーカーによって異なりますが、基本的に防火性の観点では、大した差はありません。
デザインやロゴ入りなど特別なものを感じなければ安価な物でも大丈夫です!
焚き火台の収納袋
焚き火台を持ち運ぶときは、焚き火台の収納袋があると便利です。
焚き火台を使っていくと、すすが付着して持ち運びの際に周りの物を汚してしまうことがあります。
また、焚き火台は、いくつかの部品に分けてコンパクトにできるタイプのものが多いため、一つにまとめるという役目も担います。
焚き火台の収納袋は、焚き火台に付属のことが多いのですが、なくしたり壊れた時、なかったときは、サイズや形で選びましょう!
専用の収納袋単体で売られていることもあります。
ナイフなどの刃物類
焚き火をするときには、ナイフなどの刃物類を使ってバトニングという薪割りをしたり、フェザースティックといった加工を施すと焚き火をしやすくなります。
ナイフの選び方や使い方は、かなり奥深いので、また別の記事で紹介したいと思います。
まとめ
焚き火台の選び方
大きさ
焚き火台は、素材や大きさなどを使用する人数などで使い分けるとよいです。
1人用焚き火台は、ソロキャンプなど1人で焚き火をするときに便利な焚き火台です。
2~5人用焚き火台は、ファミリーキャンプなどの2~5人で焚き火をするときに向いています。
大人数の時は、バーベキューを立ったままできるような足の長いタイプの焚き火台が向いています。
素材
材質には、スチールやアルミニウムが使われます。
スチールは耐久性に優れますが、重いです。
アルミニウムは軽くて扱いやすいですが、耐久性に欠けます。
また、ステンレス製の焚き火台は、耐久性が高く、重さも比較的軽いため、人気があります。
価格
焚き火台の価格は、材質や大きさ、機能性などで異なります。
高級な焚き火台は、耐久性や機能性が優れていますが、初心者には手頃な価格の焚き火台を選ぶのも良いでしょう。
焚き火台以外でそろえるべきもの
焚き火台以外でそろえるとよいものは、次の物です。
1 皮手袋
2 火ばさみ
3 火吹き棒
4 焚き火シート
5 ナイフなどの刃物
6 焚き火台の収納袋
さいごに
最後までご覧になっていただきありがとうございます。
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皆さんの焚き火がレベルアップするお手伝いが出来たら幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。