メタルマッチの使い方とは?初めてでも火を起こせる方法を紹介!

焚き火の着火の方法の一つに、メタルマッチ(ファイヤースターター)というものがあります。

メタルマッチは、キャンプなどのアウトドアで火を起こすために便利な道具です。

通常のマッチやライターとは異なり、風が強い場所でも火を起こすことができるというメリットがあります。

しかし、初めて使う方にとっては、使い方がわからず、なかなか火をつけることができないかもしれません。

今回は、メタルマッチの使い方について詳しく説明します!

メタルマッチとは?

メタルマッチの基礎知識

まず、メタルマッチとは何かを軽~く説明すると、可燃性の高いマグネシウムなどの金属を使って火を起こす道具です。

メタルマッチには、マグネシウムの棒と、スクレーパー(金属の棒)があります。

このマグネシウムの棒を、スクレーパー(付属の金属の棒やナイフの背)などで強くこすると火花(スパーク)が起こります。

メタルマッチはライターやマッチなどと違って、炎にならず、火花が散る程度で、着火させるのにコツが必要です。

一方、ライターやマッチと違って、メタルマッチは、濡れても火花を散らして着火できます

雨の日や、誤って濡らしてしまっても、火をつけることができるのは、アウトドアでとても安心です。

メタルマッチのメリットとデメリットは?

アウトドアでとても重宝するメタルマッチですが、やはりメリットだけでなく、デメリットもあります。

メタルマッチのメリットとデメリット

メリット

水に強く、濡れても使える

半永久的に使える

デメリット

・火花が散るだけで、ティンダー(火口)に火を移す必要がある

火をつけるのが難しい

メタルマッチのメリットとデメリットは以下の通りです。

メリットに挙げられる、水への強さは、メタルマッチの最大のメリットです!

メタルマッチは、金属の粉の発火を利用しているため、通常は、ただの金属です。

ですから、水にぬれてもふき取ってしまえば普通に使えます。(*^-^*)

また、メタルマッチは、個体差がありますが、1つで数千回の火花を起こせるので、半永久的に何度でも火を起こすことができます。

メタルマッチは、ライターやマッチよりあまり目にかけませんが、コスパはとても優れているともいます。

これほど長持ちするものなのに、とても高価というわけではなく、手軽に購入できるところがいいですね。

デメリットで挙げられている、ティンダーに火を移す必要性や着火の難しさですが、慣れれば簡単にできると思いますので、一緒にできるように頑張りましょう!

では、本題!メタルマッチの着火方法を紹介します! 

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メタルマッチでの着火の方法とは?

では、本題のメタルマッチの着火方法について紹介していきます!

準備するものは?

ファイヤースターターで着火するには、以下のものが必要です。

  • ファイヤースターター
  • 着火材(乾いた木の枝や小枝、落ち葉、ティッシュなど)
  • 燃料(薪や炭)

メタルマッチの着火の手順は?

① メタルマッチとティンダー(火口)を用意する

まずは、メタルマッチとティンダーを準備します。乾いた小枝や落ち葉、ティッシュ、ほぐした麻ひもなどが使いやすいです。

② マグネシウムの棒をスクレーパーで削り、ティンダーの上にのせる

①の準備ができたら、ティンダーの上にマグネシウムの棒をスクレーパー(付属の金属やナイフの背)で削った粉をのせます。このとき、ティッシュはマグネシウムの粉の受け皿となってくれるため、使いやすいティンダーです。

③ マグネシウムの棒を勢いよく削り、ティンダーの上に火花を散らせる

メタルマッチのマグネシウムの棒をスクレーパー(付属の金属やナイフの背)などで勢いよく削ると、火花が散ります。この火花が、②のマグネシウムの粉に引火することで、ティンダーに火が付きやすくなります。この③の工程は、ティンダーに火が付くまで繰り返しましょう!

④ 着火したら、小さな小枝などで火力を増す

③でティンダーに火がついた後にすぐやらなければならないことは、小枝などで火力を増すことです。ティンダーは、火が付きやすいが上にすぐ燃え尽きてしまうので、火を絶やさないように小枝などで火力を増しておきましょう!

これが一連のメタルマッチを用いた着火の手順です。

なかなかつかない場合は、②の削るマグネシウムの量を増やすと、火花が大きくなり、ティンダーに火が移りやすくなります。

メタルマッチを使うときにオススメのティンダーは?

メタルマッチを使って火をつけるときのおすすめのティンダー(火口)は、ティッシュです。

ティッシュは、マグネシウムの粉末の受け皿になってくれて、火が付きやすいことから、非常に便利です。

ただ、ティッシュは、濡れてしまうと使えないため、濡れてもある程度使える麻ひもを僕は重宝しています。

麻ひもは、ほぐすと、よく燃えるティンダーになってくれます。

ティッシュほど便利ではありませんが、持ち運びがとても便利です。

メタルマッチの注意点

メタルマッチは、アウトドアでとても重宝する優れた道具ですが、安全に使用するためには、いくつかの注意点があります。以下に、ファイヤースターターを使用するときの注意点をご紹介します。

  1.使用する場所に注意する

ファイヤースターターを使用する場所には、周囲の状況に注意する必要があります。

風が強い場所で使用すると、ファイヤースターターからの火花が飛び散り、火災の原因になることがあります。

また、乾燥した木の枝や葉を使用する場合は、周囲に水を散布しておくと安全です。

  2.手順に従って正しく使う

ファイヤースターターの正しい使い方を理解し、手順に従って使用することが大切です。

基本的には、ファイヤースターターを手に取り、スクレーパー(付属の金属)を上に持ってきます。

そして、スクレーパーの方が上にくるように握ってください。

次に、スクレーパーをマグネシウムの棒に垂直に当て、ストロークします。

すると、削れたマグネシウムの粉に火花が発生します。

この手順ですると、トラブルを減らせます。

まとめ

メタルマッチとは?

メタルマッチとは、可燃性の高いマグネシウムの棒などをスクレーパー(付属している金属板やナイフの背)でストロークすることで出る火花を使って着火させる道具です。

メタルマッチは、ライターやマッチに比べれば、着火させる難易度は高めですが、水に強く半永久的に使えるので、アウトドアで重宝される道具です。

メタルマッチには、以下のようなメリットとデメリットがあります。

下のように並べると、メリットのほうが大きい気がしますね(^_-)-☆

メリット

水に強く、濡れても使える

半永久的に使える

デメリット

・火花が散るだけで、ティンダー(火口)に火を移す必要がある

火をつけるのが難しい

メタルマッチの着火方法は?

メタルマッチで着火させるには、メタルマッチ本体と、ティンダーなどが必要になります。

メタルマッチで火を起こすには、以下のような手順をとると火をつけやすくなります。

ⅰ マグネシウム棒からスクレーパーでマグネシウムの粉末をティンダーに落とす。

ⅱ スクレーパーでマグネシウム棒を勢いよくストロークし、火花をティンダーに散らす。

ⅲ 着火したら小枝などで火力を増す

火が付きにくいときは、ⅰで削ったマグネシウムの粉末の量を増やすと、ティンダーに引火しやすくなります。

メタルマッチを使うときの注意点

メタルマッチを使うときには、スパーク(火花)が周りの物に引火しないようにすることを意識しましょう。

また、しっかりとした手順で着火するとトラブルをゼロに近づかせるかせることができると思います。

さいごに

最後までご覧になっていただきありがとうございました。

僕も、メタルマッチでの着火に苦労しました( 一一)

今でも、100%着火させられる自信はありませんが、練習をして少しずつ自分のものにできているような気がしています。

この記事で、少しでも皆さんのメタルマッチの技術が上がっていただければ幸いです。

最初から着火できなくてもいいので、少しずつ練習していきましょう!

いつかコツをつかめる時が来るはずです!

これからも記事を書いていきますので、今後ともよろしくお願いします!
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